☆発作について☆★喘息発作について・・・発作の時は、その症状によって、「小発作」・「中発作」・「大発作」と 発作の程度によって対応が違ってくるので、特に乳幼児の場合は自分で症状を訴えることが出来ませんので、 ご家族の方が気をつけてあげなくてはなりません。 また、どんな時に発作が起こりやすいか解るようになると、 発作を防ぐこともできるかもしれません。 体質を変えることはできません。残念ながら現在、喘息が二度と起こらないようには出来ません。 でもコントロールすることは出来ます。 喘息は長期間にわたって治療が必要なので、上手につきあいましょう。 ★喘息発作の症状 1 咳が激しい 2 喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)が著明(時に減弱) 3 機嫌が悪い 4 泣き叫ぶ 5 嘔吐する 6 頻脈 7 チアノーゼ(唇が紫色・顔色が白い) 8 胸骨上窩・鎖骨上窩・肋間の陥没 9 頻呼吸・鼻翼呼吸 10 寝ない(眠れない) 11 シーソー呼吸 12 抱かれている方が楽 13 呻吟(ウーウーうなる) 14 意識レベルの低下 「小発作」:ゼーゼー・ヒューヒューが耳を近づけると聞こえるが、 苦しそうではなく、普通に食事をし、遊んでいる。 眠ることもできる。 「中発作」:ゼーゼー・ヒューヒューがはっきり聞こえ、 肩で呼吸したり、肋骨の間が呼吸のたびに 凹んで見える。食欲が落ち、遊ぼうとしなくなる。 夜は時々目を覚まし、よく眠れない。 「大発作」:ゼーゼー・ヒューヒューが離れていても聞こえる。 呼吸が速くなり、横になって眠ることができず、 起き上がってしまう。機嫌が悪く、食事もできない。 咳き込んで吐くこともある。 歩いたり、遊んだりは出来ない。 顔色が悪くなることもある。 ★発作が起こったら・・・ *発作を起こすものから、離れましょう。 *即効性のある発作止めを使う。(処方通りの使い方を守る。) *しばらく安静にして、呼吸がよくなるのを確かめる。 *水分を与えると、痰が出しやすくなります。 *「中発作」・「大発作」の時は、病院へ行き早めの受診が必要です。 小児期の喘息は、約60~70%は寛解(発作が起こらない状態が長く続くこと)すると考えられています。正常に近い肺機能を保ち、 気道過敏性を抑えることで、寛解する可能性が高くなるのです。正しい知識で、適切な治療を根気よく続けましょう。 家庭内の環境整備をし、なるべく発作をおこさないように、発作をコントロールすることが大事です。 ジャンル別一覧
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