032443 ランダム
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ちびっこぎゃんぐ×3

☆発作について☆

★喘息発作について・・・
 
 発作の時は、その症状によって、「小発作」・「中発作」・「大発作」と
 発作の程度によって対応が違ってくるので、特に乳幼児の場合は自分で症状を訴えることが出来ませんので、
 ご家族の方が気をつけてあげなくてはなりません。
 また、どんな時に発作が起こりやすいか解るようになると、
 発作を防ぐこともできるかもしれません。

 体質を変えることはできません。残念ながら現在、喘息が二度と起こらないようには出来ません。
 でもコントロールすることは出来ます。
 喘息は長期間にわたって治療が必要なので、上手につきあいましょう。

★喘息発作の症状
 
 1 咳が激しい 
 2 喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)が著明(時に減弱)
 3 機嫌が悪い
 4 泣き叫ぶ
 5 嘔吐する
 6 頻脈
 7 チアノーゼ(唇が紫色・顔色が白い)
 8 胸骨上窩・鎖骨上窩・肋間の陥没
 9 頻呼吸・鼻翼呼吸
 10 寝ない(眠れない)
 11 シーソー呼吸
 12 抱かれている方が楽
 13 呻吟(ウーウーうなる)
 14 意識レベルの低下

 「小発作」:ゼーゼー・ヒューヒューが耳を近づけると聞こえるが、
       苦しそうではなく、普通に食事をし、遊んでいる。
       眠ることもできる。

 「中発作」:ゼーゼー・ヒューヒューがはっきり聞こえ、
       肩で呼吸したり、肋骨の間が呼吸のたびに
       凹んで見える。食欲が落ち、遊ぼうとしなくなる。
       夜は時々目を覚まし、よく眠れない。

 「大発作」:ゼーゼー・ヒューヒューが離れていても聞こえる。
       呼吸が速くなり、横になって眠ることができず、
       起き上がってしまう。機嫌が悪く、食事もできない。
       咳き込んで吐くこともある。
       歩いたり、遊んだりは出来ない。
       顔色が悪くなることもある。

★発作が起こったら・・・
   
 *発作を起こすものから、離れましょう。
 *即効性のある発作止めを使う。(処方通りの使い方を守る。)
 *しばらく安静にして、呼吸がよくなるのを確かめる。
 *水分を与えると、痰が出しやすくなります。
 *「中発作」・「大発作」の時は、病院へ行き早めの受診が必要です。

小児期の喘息は、約60~70%は寛解(発作が起こらない状態が長く続くこと)すると考えられています。正常に近い肺機能を保ち、
気道過敏性を抑えることで、寛解する可能性が高くなるのです。正しい知識で、適切な治療を根気よく続けましょう。 

家庭内の環境整備をし、なるべく発作をおこさないように、発作をコントロールすることが大事です。      
         

 
 


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